令和5年上半期 天徳寺慈しみ基金活動報告

インド支援事業

2023年5月18日にインドビハール州ブッタガヤの町から約15キロ離れたケワル村に二つ目の塾を開校しました。 町の小学校までは2kmほどしか離れていないのですが、道が悪く、雨季には水没してしまうそうです。塾は週5日。そのうち週3日は英語、数学、国語の授業を開き、残り2日は自習日にしています。村で勉強が教えられる人を募り、教えてくれることになりました。

 インドに根強く残るカースト制度により、教育の格差は広がっています。低カーストの子供たちが通う学校では英語の教育がないところが多いそうです。簡単な計算さえ大人になっても出来ない人が多いのは教育を受ける機会がなかったからです。 百瀬さんの周りの人々も頭は良いけれど計算は苦手で英語で話せる人は少なく、村に住む女性で英語を話せる人はほぼゼロに近いそうです。近い将来身近に英語を話し、計算が得意な大人が増えてくれれば村の経済も変わってくれることでしょう。継続した支援を目指していきたいと思います。

 

 

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新しい塾の子供たち
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集まった子ども達
大勢過ぎて収まらなかったので、机を外に出して青空教室をすることになりました。
大勢過ぎて収まらなかったので、机を外に出して青空教室をすることになりました。
新しい鉛筆とノートも支給しました。楽しそうに取り組んでくれています。
新しい鉛筆とノートも支給しました。楽しそうに取り組んでくれています。